AKM-2.50.1.5Y 自動マスコンパレータ 50,5kg d:0,1 mg

AKM-2.50.1.5Y 自動マスコンパレータ

AKM-2自動マスコンパレータとは?

AKM-2.50.1.5Yは、1回の測定サイクルで単一質量の分銅の質量偏差を自動測定する装置です。 AKM-2.50.1.5Yは、2ポジション仕様となっており、1つの基準分銅と1つの試験分銅の比較測定が可能です。大質量の分銅のセットを容易にするため、自動スライドフィーダーを装備しています。 AKM-2.50.1.5Yマスコンパレータは、E1級 5–50 kg、およびE2級 5–50 kg の質量の分銅に対応しています。

マスコンパレータの動作原理は?

マスコンパレータの測定部分はデジタルモジュールであり、装置の機械コンポーネントのコントローラーと連携して動作します。自動の分銅ローダー（ローディングロボット）は、自動センタリング機能付きの基台、リフト、および自動センタリング機能付きの計量皿を備えた計量モジュールを特徴としています。デジタルモジュールとローディングロボットは、マスコンパレータの計量室内に配置されています。リフトは比較器コントローラーによって制御されます。装置の操作は、マスコンパレータのコントローラーに接続されたデジタルディスプレイを介して行われます。

分銅の前後移動（長手方向の移動）は、ソレノイドアクチュエーターによって自動的に行われます。これにより、マスコンパレータの偏置誤差を排除できます。また、追加のソフトウェア機能により、質量標準のロードおよび取り外し、データの処理と保存、装置のメモリへのデータエクスポートが可能となります。

さらなる詳細なメリットをご紹介
こちらをご覧ください！

比較レンジの完全自動切替

装置が対象の分銅質量に応じて適切な比較範囲を自動選択し、操作の手間を軽減します。

測定精度の伝播プロセスを実施可能

分銅の測定精度を他の作業用分銅に転送でき、より広範な質量管理を実現します。

自動センタリング計量皿

対象物を最適な位置、つまり中央に配置します。

2ポジションマガジン

1つの基準分銅と1つの試験分銅のセットが可能です。

花崗岩（グラナイト）製防振テーブル

周囲の振動の影響を最小限に抑制し、安定した計量を実現します。

風防チャンバー

標準で搭載されており、精度の高い測定を実現します

他には？5Y 計量ターミナルがあります。

このマスコンパレータには、最新の 5Y 計量ターミナルが搭載されています。大型ディスプレイと多彩なインターフェースにより、作業がよりスムーズになります！

5Y 計量ターミナルは下記に直接の接続できます:

スマートフォン / タブレット (Hotspot)
表計算ソフト (USB-C, Free Link)
プリンター (Ethernet, Wi-Fi^®, USB-A)
コンピュータ (Ethernet, Wi-Fi^®, USB-A)
バーコードスキャナー (USB-A)
大型スクリーン (HDMI)
PCソフトウェア (RADWAG通信プロトコル)
キーボード & マウス

AKM-2自動マスコンパレータは、”人的要因”・気流・温度変化の影響を排除することで、手動マスコンパレータをはるかに上回る優れた測定繰り返し性を実現します。

Wi-Fi^® は Wi-Fi Alliance^® の登録商標です。

データシート

E0 校正範囲	5 – 50 * kg
E1 校正範囲	5 – 50 kg
E2 校正範囲	5 – 50 kg
F1 校正範囲	5 – 50 kg
F2 校正範囲	5 – 50 kg
M1 校正範囲	-
M2 校正範囲	-
最大ひょう量 [Max]	50,5 kg
最小表示 [d]	0,1 mg
標準繰り返し性 [5% Max]	0,4 mg
標準繰り返し性 [Max]	0,6 mg
許容繰り返し性	1 mg
直線性	±0,5 mg
偏置（試験荷重）	0 mg
電気補償範囲	-500 – +500 g
安定化時間	30 s
調整	外部、天秤のレベルから (着脱式アダプター)
ディスプレイ	10″ セルサンプル赤外線式
計量皿寸法	ø100 mm - 7インチタッチスクリーン
計量装置の寸法	1770×800×1280 mm
制御デバイスの寸法	249×170×72 mm
梱包寸法幅x奥行x高さ	1770×900×1100 mm
正味重量	260 kg
総重量	380 kg
補足分銅	規格に準拠 (分析天秤)
内部分銅	-
外部分銅	-
通信インターフェース	2×USB-A, USB-C, RS 232 (COM3), HDMI, Ethernet, Wi-Fi^®, Hotspot
電源	100 – 240 V AC 50/60 Hz
動作温度	+15 – +30 °C
動作温度変化率	±0,5 °C / 12 h (±0,3 °C / 4 h)
相対湿度	40% – 60%
相対湿度変化率	±5% / 12 h (3% / 4 h)