AK-4.10000.5Y 自動マスコンパレータ
AK-4.10000.5Y 自動マスコンパレータは、最小限のオペレーター介入で、分銅の質量偏差を自動測定するための装置です。このデバイスは、1回の測定サイクルで最大3つの試験用分銅(500g~10kg)の質量偏差を高精度に測定できます。
AK-4シリーズは、プロフェッショナル向け自動マスコンパレータの最高基準を確立します。
AK-4シリーズは、プロフェッショナル向け自動マスコンパレータの最高基準を確立します。
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設計が比較器の機能性に与える影響
比較器の動作を管理する主要な要素はデジタルモジュールであり、これはマスコンパレータの機械制御ユニットと連携しています。 デジタルモジュールと自動ローダーは、マスコンパレータの計量チャンバー内に配置されています。操作は、比較器のコントローラーに接続されたデジタルディスプレイを介して実行されます。モニター要素は、マスコンパレータの機械部品と統合されていないため、計量チャンバーを外部環境の影響から分離することが可能です。
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校正手順の実施方法 – 簡単かつ効率的!
特別なコンピュータープログラムであるRMCSは、ラボでの校正手順を包括的に実施するために使用されます。RMCSシステムは、注文の受付から、校正作業の進行管理、校正証明書の発行まで、校正プロセス全体を管理します。マスコンパレータと校正プロセス管理ソフトウェアの連携により、作業効率の向上、信頼性の高い測定結果、包括的な校正ドキュメントの管理、人件費の削減が実現されます。マスコンパレータは質量測定ラボでの使用に適しており、特にE級およびF級の分銅を認証する機関での運用に対応しています。
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なぜAK-4なのか?
- 4ポジション標準マガジンを搭載。
- 位置決め機構により、ターンテーブルが回転するたびに分銅を計量皿上に非常に正確に載せることができます。
- 独自設計の計量皿により、1つの分銅だけでなく、2つまたは3つの分銅の偏差を1回のサイクルで測定可能。
- 機械式計量範囲切替スイッチにより、より広い荷重範囲で分銅の比較が可能(比較器の分解能は一定)
- AK-4の標準装備として追加風防を搭載(※AK/10000を除く)
- 先進的な5Yターミナルを採用し、10インチディスプレイと多様なインターフェースで操作性を大幅に向上
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先進的な5Y端末のメリット
- パスワード、RFIDタグ※、指紋認証、顔認識による安全なログインとユーザー認証
- 計量皿上の荷重を常時モニター
- コマンドへの素早いアクセス
- 多数のウィジェット
- 多彩なインターフェースによる外部デバイスとの通信
- ニーズに合わせた作業モード
- 過去20件の測定履歴をその場で確認可能
- 温度や湿度などの環境データを継続的に記録・管理
AK-4自動マスコンパレータは、”人的要因”・気流・温度変化の影響を排除することで、手動マスコンパレータをはるかに上回る優れた測定繰り返し性を実現します。
* RFID ISO/IEC 14443 Type A, 13,56 MHz