AGV-8 1000.5Y 自動マスコンパレータ(分銅の密度および体積測定用)
AGV-8 1000.5Y 自動比較器(質量標準の密度および体積測定用)は、OIML R111 に従って E1 級の質量標準の密度および体積を測定します。1 g ~ 1 kg の範囲における最小表示値および最高の測定の安定性がこの装置の強みです。

8ポジション分銅マガジン
本装置では、1つの基準分銅を使用して最大7つの試験分銅の密度を測定することができます。装置には気泡を除去するための循環装置が装備されています。ワイヤーで吊り下げられた計量皿は、偏心誤差および液体表面張力の影響を最小限に抑えます。

空気中および液体中での計量
AGV 比較器は、質量標準の密度を求めるために最も精確な方法を使用しています。この方法では、分銅をまず空気中で計量し、その後既知の密度を持つ液体中で計量します。

3箇所での水温測定
AGV 比較器は、分解能 0.001°C の高性能温度計と3つの液体温度センサーを備えています。容器内の底部・中央・表面の3点で温度を測定することにより、温度差を把握でき、必要に応じて液体を撹拌・均一化することが可能です。これにより、温度ムラによる密度測定の誤差を防止し、より精確な結果が得られます。

風防チャンバー
測定結果を外部の影響(突風や気流など)から遮断するための構成部品が、風防チャンバーです。このチャンバーにより、測定はより高精度かつ安定したものとなります。

密度測定用ソフトウェア
比較器には、密度測定ソフトウェアがインストールされたコンピュータが付属しています。このソフトウェアにより、OIML R111 に従った Aメソッドを用いて質量標準の密度を求め、不確かさを計算することができます。さらに、液体の密度の確認も可能です。

人間工学に基づく操作性
10インチのカラータッチスクリーンディスプレイにより、装置は快適に操作できます。 ホーム画面をユーザーのニーズに合わせてパーソナライズできるため、多くのアプリケーションや計量機能へ簡単にアクセスすることが可能です。 ターミナルには2つのプログラム可能な近接センサーが搭載されており、任意の機能を割り当てることができます。